低身長の子供への注射での治療とは

低身長の子供への注射での治療とは

■低身長の治療方法

 

低身長の原因とその治療はどのようなことを行うのでしょうか。

 

 

 

 

低身長になる原因とは、食事で必要な栄養を十分に摂取していないという事があります。
しかし、体の病気が原因となり背が伸びない場合があります。

 

 

低身長となる体の病気には、以下のものがあります。

 

 

@成長ホルモンの分泌が不足している
子供の成長を促す働きをする成長ホルモンが正しく分泌されていない場合です。

 

 

A甲状腺ホルモンの分泌が不足している
成長ホルモンと同じく骨の成長を促す働きをする甲状腺ホルモンが、正しく分泌されて
いないことによるものです。

 

 

B骨に異常がある
骨の軟骨細胞が増えにくいという障害です。

 

 

C染色体の先天的な異常
先天的に染色体に異常がある場合です。

 

 

「ターナー症候群」、「プラダー・ウィリー症候群」という病気が考えられます。  

 

 

D内臓疾患によるもの
心臓や肝臓、消化器の疾患が原因により低身長となる場合があります。

 

 

E子宮内での発育不全によるもの
母親の子宮内で十分に発育していないことが原因となるものです。
SGA性低身長症と呼ばれているものです。

 

 

これらの体の病気が原因で低身長となっている場合は、医療機関での治療を受けない
といけません。

 

 

体の病気のほとんどの場合には、成長ホルモンの投薬という治療を行います。
成長ホルモンの治療では、「ヒト成長ホルモン製剤」という薬剤を注射器で投薬
します。

 

 

■成長ホルモンを注射での投薬

 

成長ホルモンを投薬する治療では、注射器を使用します。

 

 

 

成長ホルモンはタンパク質でできているので、飲み薬で補充すると、胃内で
アミノ酸に分解されてしまい、効果が得られません。
そのため、成長ホルモンの投薬は注射器を使います。

 

 

以前は週に2〜4回、病院にて注射を受けねばならなかったのですが、糖尿病の
インスリン注射などと同様、在宅で注射できるよう厚生労働省から認可が
下りました。

 

 

成長ホルモンは、一日経つと消えてしまうので、まとめて投薬できないので
毎日投薬することが望ましいのです。
注射する場所は、ふともも、お腹、上腕部などへ行います。

 

 

注射する薬の量は、血液中のIGF−1濃度などを指標に、子供の体重をもとに
算出します。
IGFとは、成長ホルモンによって肝臓などで作られる成長因子です。

 

 

成長ホルモンの分泌量の検査の場合も、IGFの濃度から診断します。

 

 

利用する注射は、針が非常に細いペン型の注射器となっていて、あまり痛みは
感じないそうです。
ある程度の年齢になれば、子供が自分で打つこともできます。

 

 

最近では、安全に、正確に注射できる器具が多く開発されており、ずいぶん楽に
注射ができるようにもなっています

 

 

医師に指示された投与量を示す値に注射器のダイヤルを設定して、ボタンを押せば
一瞬で注射できるものもあります。

 

 

■成長ホルモンの投薬による副作用

 

成長ホルモンを投薬することにより、副作用はあるのでしょうか。

 

 

 

成長ホルモンの投薬治療は、体内に不足した成長ホルモンを補う治療なので
副作用は、ほとんどないと言われています。

 

 

投薬する「ヒト成長ホルモン製剤」は、脳下垂体から分泌されている成長ホルモン
と同じ構造の薬で、日本以外でも世界各国で使用されています。

 

 

ただし、体質などにより以下の症状が出る場合があるそうです。

 

 

@発疹
アレルギー体質の子供に多いようですが、注射をした個所や全身に発疹がでる子供
がいるようです。

 

 

もし発疹が出るようなら、担当医と相談した方がよいでしょう。

 

 

A注射の個所が変形
毎日、同じ場所ばかりを注射していると、その箇所が凹んだり変形する場合が
あります。

 

 

B頭痛、吐き気、けいれん、視力障害など
成長ホルモンの影響ではなく、風邪や食あたりなどの症状と間違えることがある
かもしれません。

 

 

しかし、成長ホルモンの影響で脳に圧力がかかり、頭痛や吐き気などの症状が出る
場合があるそうです。

 

 

症状が続くようなら担当医へ相談した方がよいでしょう。

 

 

C骨や関節の痛み
成長ホルモンの効果で、骨が急激に成長した場合に見られるようです。

 

 

痛みは一時的なもので、治まることが多いようですが、続くようならば担当医へ
相談した方がよいでしょう。

 

 

D白血病
成長ホルモンを投薬していた患者から白血病の発症が確認されたそうです。

 

 

白血病を発症の人数は確認されていません。
成長ホルモンとの関係は分かっていませんが、否定的な意見も多いようです。

 

 

■成長ホルモンの投薬費用

 

成長ホルモンの投薬治療にはどれくらい費用がかかるのでしょうか。

 

 

 

成長ホルモンの製剤は、高価なもののようです。

 

 

体重あたりで投薬量が変わってくるのですが、
体重×0.6万円×0.3(保険負担分)ほどの費用がかかります。

 

 

30kgの子供であれば、毎月6万円程度、年間で70万円程度必要になります。

 

 

成長ホルモンの投薬は、思春期が終わる17歳ごろまで続けないといけないので
かなりの額となってしまいます。

 

 

特定疾患の保険を適用したり、各自治体が行っている補助を利用する方法を
お勧めします。

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