両親のどちらかが低身長の場合子供に遺伝するのか

両親のどちらかが低身長の場合子供に遺伝するのか

■低身長は遺伝するのか

 

低身長の親の子供は、遺伝して低身長なのでしょうか。

 

 

 

遺伝とは、体の性質が親から子供に引き継がれることです。
遺伝子にその要素が組み込まれるかどうかは、よくわかっていません。

 

 

遺伝すると言われているものは、体形や性格です。

 

 

髪の毛が薄いのは、遺伝だから・・
運動神経がいいのは、親が運動選手だったから・・
賢いのは、親が教師だから・・
怒りっぽいのは、親譲り・・

 

 

などとよく言われます。
しかし、これらの科学的な証拠は全くありません。
親とは似ていない子供もたくさんいます。

 

 

身長の高さも遺伝するとよく言われます。
親の身長から子供の身長を予測する計算式まであります。

 

 

・男子
予測身長={父親の身長+(母親の身長+13)}÷2

 

 

・女子
予測身長={(父親の身長−13)+母親の身長}÷2

 

 

この計算式は1952年にアメリカの小児科医が、医学雑誌に発表した
とても古いものです。

 

 

50年前と比較して、日本人の身長は10cm伸びています。
この計算式は、あくまでも参考程度ということでしょうか。

 

 

■子供の身長を決定する要素

 

子供の身長を決定する要素とは、何でしょうか。

 

 

 

子供の身長を決定する要素の割合は、以下のように「日本ヘルスアカデミー」
から発表されています。

 

 

・栄養  31%
・遺伝  23%
・運動  20%
・環境  16%
・その他 10%

 

 

遺伝で身長が決まる割合は、栄養に次いで2番目となっています。

 

 

両親のどちらもが、身長が低ければ大きい子供は生まれにくいのは確かの
ようです。

 

 

親のどちらかが低身長であった場合に、子供が低身長になる確率は25%
ほどと言われています。

 

 

遺伝で身長が決定する以外で、栄養をとり、運動をしっかり行い、生活環境
が整っていれば、身長が大きくなる確率は大きいと思われます。

 

 

■低身長の病気は遺伝するのか

 

低身長となる体の病気は遺伝するのでしょうか。

 

 

 

低身長となる体の病気があります。

 

 

・成長ホルモン分泌不全性低身長症
成長ホルモンの分泌が不足しているという病気です。

 

 

脳下垂体の異常が原因です。 遺伝性は特にないと言われています。

 

 

・SGA性低身長症
生まれつき発育不全で小さく、そのまま大きくなっていないという病気
です。

 

 

妊娠中に母親がダイエットしたり、高齢出産というのが原因で多いようです。
遺伝性はありません。

 

 

・ターナー症候群による低身長症
・プラダー・ウィリー症候群による低身長症
・ヌーナン症候群による低身長症

 

 

生まれつき染色体に異常があるという病気です。
これらは、遺伝する場合が多いとされています。

 

 

・軟骨異栄養症(軟骨無形成症や軟骨低形成症)による低身長症
骨や軟骨に異常がある病気です。

 

 

染色体に異常がある場合に多く見られます。 これも遺伝することが多いよう
です。

 

 

・小児慢性腎不全による低身長症
腎臓などの内臓に異常がある場合です。

 

 

生まれつき腎臓に障害があったりするのは、遺伝かもしれませんが、はっきりとは
わかっていません。

 

 

■原因が不明の低身長

 

原因が不明で低身長となる場合が多いようです。

 

 

 

体の病気が原因でなく低身長であると診断されることを「特発性低身長」と言われて
います。

 

 

意外と低身長の子供には、病気でなく特発性低身長のケースが多いようです。

 

 

特発性低身長には、次のような原因があります。

 

 

@家族性低身長
親のどちらかが低身長であるなどの遺伝的な要因によるものです。

 

 

A体質性低身長
成長のスピードが遅い、オクテと言われるような子供の体質的な要因によるものです。

 

 

B原発性低身長
特に原因が見当たらないのに身長が伸びない場合を示します。

 

 

遺伝が原因で低身長となるのは、あくまでも突発性で予期できないものと
されているようです。

 

 

■遺伝が原因の低身長の治療

 

遺伝が原因の低身長の治療はあるのでしょうか。

 

 

 

体の病気が原因で低身長となっている場合には、「成長ホルモン」の投薬という
治療を行います。

 

 

しかし、前項の突発性低身長の場合は、食生活や生活環境の改善が治療方法と
なります。

 

 

遺伝が原因の家族性低身長の場合でも、そうですが、成長ホルモンを投薬する
場合もあるそうです。

 

 

元々成長ホルオンの分泌が不足していれば、成長ホルモンの投薬の効果は大きい
です。

 

 

しかし、成長ホルモンは正常に分泌されているのであれば、それほど大きな効果は
期待できないでしょう。

 

 

成長ホルモンの投薬には、高額な治療費がかかります。
特別疾患に認められれば、助成制度があります。

 

 

家族性低身長は、特定疾患ではありません。
もし、成長ホルモンの治療を行うのであれば、治療費は高くかかってしまう
でしょう。

 

 

子供の成長する期間は、思春期が終われば止まってしまいます。
その後、成長ホルモンを投薬しても効果はありません。

 

 

思春期が終わる17歳ころまで、成長ホルモンを投薬し続けないといけないの
です。

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