子供が低身長となる場合の症状は?

子供が低身長となる場合の症状は?

■低身長の病気とは

 

体の病気が原因で低身長となることがあります。

 

 

 

低身長とは、同年齢の子供と比べて身長が低すぎるという症状を示します。

 

 

低身長となる原因には、体の病気が原因となる場合とそうでない場合が
あります。

 

 

体の病気が原因ではないものとしては、以下のことがあります。

 

 

@栄養不足
食事ぬ量が少なかったり、必要な栄養素を十分取れていないことが原因
によるものです。

 

 

食事の内容や量を見直すことにより、身長が伸びてくることも多く
あります。

 

 

A睡眠不足
十分な睡眠が取れていないことが原因となるものです。

 

 

身長を伸ばす成長ホルモンは、夜の睡眠中に多く分泌されるので、
睡眠時間が短いと分泌される量も減ります。

 

 

B精神的ストレス
家庭内や学校内でのトラブルにより、精神的なストレスが貯まっていること
が原因となるものです。

 

 

これらの体の病気が原因ではないものは、家庭内での見直しを行えば、回復
することが多いです。

 

 

よって、子供の表情や生活などから症状を読み取ることが必要となります。

 

 

悩みがあるような表情がある時は、やさしく対処してあげましょう。

 

 

■体の病気が原因となる低身長

 

体の病気が原因となって低身長となる病気はどのようなものがあるのでしょうか。

 

 

 

体の病気が原因で低身長となっている場合は、家庭内では対処できません。
早急に医療機関での治療が必要となります。

 

 

 

病気が原因で低身長となると思われる原因には、以下のものがあります。

 

 

@成長ホルモンの分泌が異常
骨の成長を促す成長ホルモンが正しく分泌されていないことによるものです。

 

 

成長ホルモンは、脳の下垂体から分泌されるものですが、脳に外傷や腫瘍など
があることが原因で、正しく分泌されない場合があります。

 

 

A甲状腺ホルモンの分泌が異常
成長ホルモンと同じく骨の成長を促す甲状腺ホルモンが正しく分泌されてない
ことによるものです。

 

 

甲状腺ホルモンは、喉仏の下にある甲状腺から分泌されますが、分泌の指令を出す
下垂体の異常や甲状腺自体の異常が原因です。

 

 

B子宮内での発育不全によるもの
母親の子宮内で十分に発育していないことが原因となるものです。
SGA性低身長症と呼ばれているものです。

 

 

母親の子宮内で十分に発育しなかった結果、標準の身長、体重よりも
小さい赤ちゃんが生まれてしまいます。
未熟児と呼ばれている赤ちゃんです。

 

 

3歳くらいまでには、標準の身長、体重に戻ることが多いですが、まれに
身長が伸びず、低身長となってしまう子供がいます。

 

 

生まれてから十分な栄養を与えていないことが原因となっている場合が多い
ようです。

 

 

C骨や染色体の先天的な異常
先天的に骨や染色体に異常がある場合に低身長となります。

 

 

・軟骨異栄養症
1万人に0.5人〜1.5人の割合で発症します。

 

 

骨の軟骨細胞が増えにくいという障害のため、手足の短い四肢短縮型の低身長を起こす病気です。

 

 

・ターナー症候群
2000人に1人の割合で女児に発症します。

 

 

X染色体に欠損が見られるもので、卵巣の発育が悪くなる症状があり思春期がなく、低身長になったり、
心臓病や難聴などの合併症が起こる病気です。

 

 

・プラダー・ウィリー症候群
1万人に1人の割合で発症します。

 

 

15番染色体の異常によるもので、低身長や性腺の発育不全などの症状があります。
また、肥満や発達障害などの症状がある場合もあります。

 

 

D内臓疾患によるもの
心臓や肝臓、消化器の疾患が原因により低身長となる場合があります。

 

 

子供の時に臓器に疾患があると、全身の栄養状態が悪くなります。
そのため、身長の伸びにも影響が出たりします

 

 

その他、親が低身長であるなどの遺伝的な原因によるものもあります。

 

 

■低身長となる病気の症状

 

低身長となる病気は、身長が伸びない他にどのような症状がでるのでしょうか。

 

 

 

低身長で診察を受けに行き、最初に検査をしてもらうのは、手の骨のレントゲンと
成長ホルモンの分泌量となります。

 

 

骨に異常がある場合は、手足が短いなどの外見でわかるかもしれません。

 

 

成長ホルモンの分泌が悪いと診断された場合には、その後精密に原因を調べていく
こととなります。

 

 

身長が伸びない以外の症状は、ほとんどわからないかもしれません。

 

 

染色体に異常がある場合の症状には、以下のことがあります。

 

 

@ターナー症候群
卵巣の発育が悪くなるために思春期がない。 心臓病や難聴といった合併症も起こり
やすくなっています。

 

 

Aプラダー・ウィリー症候群
性腺の発育不全などが見られ、肥満・発達障害などの症状がある場合もあります。

 

 

Bヌーナン症候群
翼状頸、耳が低い位置にある、まぶたの下垂、両眼の間が広い、第4指(薬指)が短い、
口蓋(こうがい)が高い、心臓と血管の異常、などがあります。

 

 

聴覚異常が起これば、知能に障害を持つこともあります。

 

 

また、以下の症状がある場合も注意が必要です。

 

 

・首が座らない、座れない、自分の足で歩けない、飛び跳ねることができない。
・言葉を話すことができない、人とコミュニケーションが取れない。

 

 

脳などに障害があったりする場合もあるので、早期に医療機関への相談をした方が
よいでしょう。

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