子供の身長が小さいままで伸びないのはなぜ

子供の身長が小さいままで伸びないのはなぜ

■子供の身長が小さいまま

 

子供の身長が伸びずに、小さいままというのはなぜか。

 

 

 

周りの同年齢の子供は大きくなっているのに、なぜうちの子は小さいまま
なの?

 

 

生まれた時から小さかったけど、すぐ大きくなるものと思ってたのに と
悩んでいる親がいるでしょう。

 

 

子供が大きくならない原因にはいろいろあります。

 

 

体の病気が原因となっている場合もありますが、多くは原因が不明という
場合が多い結果となっています。

 

 

原因が不明というのは、遺伝的な要因ということもありますが、ほとんどが
食生活が原因ということです。

 

 

きちんとご飯を食べていない。
栄養のバランスが悪いなどの原因です。

 

 

生まれた時から小さいという昔でいう「未熟児」で生まれる子供も最近は
増えているようです。
現在は、「低出生体重性低身長症」と呼ばれています。

 

 

母親が高齢出産であったり、妊娠中にダイエットした結果、お腹の中の赤ちゃん
が大きく育っていないというのが原因のようです。

 

 

3歳くらいまでに、標準に近い大きさに成長する子供も多いですが、大きく
成長しないで小さいままの子供も中にはいます。

 

 

3歳までに十分な栄養を取らないと、大きくならないようです。
特にタンパク質を多く取らないといけません。

 

 

■子供の成長過程

 

子供の成長過程における、食べ物の変化です。

 

 

 

子供の成長過程において、食べないといけないものの変化は、どうなっている
のでしょうか。

 

 

@乳児期
赤ちゃんは49cm程度で生まれますが、最初の1カ月で身長は4.5cm伸びて
53.5cmほどになります。

 

 

お母さんからの最初の母乳が、成長のカギとなっているようです。
母乳には、成長するための因子が多く含まれているからです。
また、病気にかかりにくくする免疫の因子も含まれています。

 

 

人工乳はかなり母乳に近いものになりましたが、最初の母乳を人工的に作ることは
できません。

 

 

A離乳期
離乳食を食べ始めると、好き嫌いやアレルギーが出てくる場合があります。

 

 

無理に食べさせると、食べること自体が嫌いになることもあるので、注意しましょう。
食物アレルギーが出た場合は、専門医に相談した方がよいでしょう。

 

 

B幼児期
生まれた時から身長が、2倍になります。

 

 

食事の内容による栄養の違いにより、身長の伸びに差が出始めます。

 

 

味覚の感覚が発達してくるので、食の好みが生まれてきます。
好き嫌いが明確になる頃です。

 

 

添加物、化学調味料などをできるだけ含まないものを与えましょう。
タンパク質を最も必要とする時期です。

 

 

C学菫期
体を動かしてお腹が減り、間食が欲しくなる時期です。
一日三食をきちんと取るようにしましょう。

 

 

ジャンクフードや糖分が多い缶ジュースなどは、できるだけ避けた方が
よいでしょう。

 

 

大きくなるために必要な成長ホルモンの分泌が多く行われるのは、就寝時
なので、しっかり睡眠を取るようにしましょう。

 

 

肥満になり始めるころなので、タンパク質の取りすぎ、脂質を控えるように
しましょう。

 

 

肥満になると、身長の伸びが悪くなります。

 

 

D思春期
身長が伸びる最後の時期です。 伸びる幅も大きいのでしっかり伸ばしましょう。

 

 

食欲も大きく増します。 タンパク質、ミネラル、エネルギーが必要な時期
です。

 

 

今で食べられなかったものが、食べられるようになる時期です。
色々な食べ物を食べるようにしましょう。

 

 

多くの量の食事を取るので、偏った栄養とならないように注意することが大切です。

 

 

E成人期
身長の伸びが止まる時期です。 大人の体になったので、老化を防ぐ努力を
しないといけません。

 

 

思春期と同じくらい量の食事をしていると、肥満になるので食事の量を減らし
ましょう。

 

 

タンパク質の必要な量も減るので、肉類を減らして野菜やフルーツを増やすような
食事へ切り替えて行く時期です。

 

 

■成長に必要な栄養素

 

成長に必要な栄養素とは何でしょうか。

 

 

 

成長に必要な栄養素には、タンパク質、カルシウム・マグネシウム・ビタミンD・
亜鉛などがあります。

 

 

@タンパク質を多く含む食べ物
背を伸ばすだけでなく、体を作る大切な栄養素であるタンパク質です。

 

 

肉類(牛肉、豚肉、鶏肉、ラム肉など)、魚類、豆類(豆腐、納豆、油揚げなど)、
乳製品(牛乳、チーズ、ヨーグルトなど)、たまご

 

 

Aカルシウムを多く含む食べ物
カルシウムは、骨を丈夫にする働きがあります。
年を取ってもカルシウムを取らないと、骨粗しょう症という骨がもろくなる
結果となります。

 

 

乳製品(牛乳、チーズ、ヨーグルトなど)、海産物(海藻、小魚など)、
野菜(小松菜、大根の葉っぱ、チンゲン菜、切干大根など)、大豆製品(豆腐、油揚げ、
納豆など)

 

 

Bマグネシウムを多く含む食べ物
骨の強度を高める働きや、タンパク質の合成を高めたりするので、背を伸ばす効果が
あると言われています。

 

豆類(豆腐、納豆、インゲン豆など)、魚介類(牡蠣、あさり、イワシなど)、
種実類(胡麻、クルミなど)、野菜類(ほうれん草など)

 

 

CビタミンDを多く含む食べ物
カルシムの吸収をスムーズにしたり、カルシウムが骨を形成するのを助けます。

 

 

きのこ類(しいたけ、椎茸、きくらげなど)、魚介類(イワシ、カツオ、さんま、ぶり、
鮭など)

 

 

D亜鉛を多く含む食べ物
亜鉛は骨の成長を助ける大切な栄養素です。
また、亜鉛は代謝をスムーズにする働きがあるので、質の良い骨づくりを助けます。

 

 

魚介類(牡蠣、煮干しなど)、肉類(レバー、赤身の肉など)豆類(きなこ、納豆など)、
種実類(ナッツ類、くるみ、カシューナッツ、ごまなど)