子供が少食なら体が小さいままなのか

子供が少食なら体が小さいままなのか

■子供は少食だと小さいままなの

 

あまり食べ物を食べない少食の子供は小さいままなのでしょうか。

 

 

 

人が成長するために必要な栄養素があります。
タンパク質、カルシウム・マグネシウム・ビタミンD・亜鉛などです。

 

 

この中でタンパク質は、骨や体を作り成長に必ず必要な栄養素です。

 

 

生まれつき小さい子供が、普通の子に追いついていくために、大きく
なるには、3歳までにタンパク質を十分にとる必要があります。

 

 

もし、タンパク質の量が少ないと、小さいままで大きくならない結果
となってしまうのです。

 

 

それそれ成長に必要な栄養素とその栄養素が多く含まれている食品
です。

 

 

@タンパク質を多く含む食べ物
背を伸ばすだけでなく、体を作る大切な栄養素であるタンパク質です。

 

 

肉類、魚類、豆類、乳製品、卵などに多く含まれています。

 

 

Aカルシウムを多く含む食べ物
カルシウムは、骨を丈夫にする働きがあります。

 

 

乳製品、海産物、野菜(小松菜、大根の葉っぱ、チンゲン菜、切干大根など)、
大豆製品(豆腐、油揚げ、納豆など)などに多く含まれています。

 

 

Bマグネシウムを多く含む食べ物
骨の強度を高める働きや、タンパク質の合成を高めたりするので、背を伸ばす
効果があると言われています。

 

豆類、魚介類(牡蠣、あさり、イワシなど)、種実類(胡麻、クルミなど)、
野菜類(ほうれん草など)などに多く含まれています。

 

 

CビタミンDを多く含む食べ物
カルシムの吸収をスムーズにしたり、カルシウムが骨を形成するのを助けます。

 

 

きのこ類、魚介類(イワシ、カツオ、さんま、ぶり、鮭など)などに多く含まれて
います。

 

 

D亜鉛を多く含む食べ物
亜鉛は骨の成長を助ける大切な栄養素です。
また、亜鉛は代謝をスムーズにする働きがあるので、質の良い骨づくりを助けます。

 

 

魚介類(牡蠣、煮干しなど)、肉類(レバー、赤身の肉など)、豆類(きなこ、納豆など)、
種実類(ナッツ類、くるみ、カシューナッツ、ごまなど)などに多く含まれています。

 

 

これらの栄養素をバランスよく含んだ食べ物を、しっかり食べることが大切
です。

 

 

少食であまり食べられない子供は、いっぱい食べている子より取得する栄養素は
少なくなります。

 

 

体の成長にも差が出てくるでしょう。

 

 

■少食な子供への食事

 

少食であまり食べられない子供へは、何を与えればよいのでしょうか。

 

 

 

少食な子供は、いっぱい食べる子供より取得する栄養は少ないです。

 

 

しかし、食事の量がそのまま体の大きさに繋がるわけではありません。

 

 

いっぱい食べる子の半分しか食べていないと、体の大きさも半分になる
わけではありません。

 

 

少食の子供は、食べている食事の吸収率が高いのです。
よって、少なすぎるからと言って深刻すぎる問題ではないのです。

 

 

食べる量が少ないのは、良いことではありませんが、食べろ食べろと執拗に
責めない方がよいのです。

 

 

食べる量が少ない分、色々な栄養が取得できるように考えたメニューを
作ってあげるのが大切です。

 

 

食事の量は徐々に増やすことを目指しましょう。

 

 

■成長期にタンパク質は大切

 

成長期に十分なタンパク質を取っていないいけません。

 

 

 

タンパク質は、体を作るために重要な栄養素のひとつです。

 

 

生まれつき体が小さく生まれる赤ちゃんがいます。
昔は「未熟児」と呼ばれていました。
現在は「低出生体重性低身長症」と呼ばれています。

 

 

多くは3歳くらいまでに、標準に近い大きさに成長するのですが、
小さいままで大きく成長しない子供も中にはいます。

 

 

「SGA性低身長症」という小児特定疾患の病気です。

 

 

赤ちゃんが大きく育たない原因の一つに、タンパク質の不足があります。
3歳までにタンパク質を多く取っていないことが原因なのです。

 

 

一日に摂取すべきタンパク質の量は、成人が60g〜80gなのに
対し、小学生は55g〜75g、思春期の時期では75g〜90g
とされています。

 

 

1〜2歳の時期では、35g、3〜5歳の時期では45g取らないといけません。
体重と比べて、小さい時ほど多く取らないといけないのです。

 

 

3歳を過ぎてから、医者へ相談に行っても、今までにタンパク質を取っていない
からと言われるそうです。

 

 

成長ホルモンを投薬することなどで、身長を伸ばすことは可能です。

 

 

■いっぱい食べるようになるには

 

少食の子供がいっぱい食べるようになるには、どうすればよいのでしょうか。

 

 

 

食事の時間に食べる量が少ない原因は、いろいろありますが、間食をしている
ので、食べられないということがあります。

 

 

これは、おやつなどの間食を辞めればよいだけの問題なので、見直しましょう。

 

 

間食だけでなく、ジュースや牛乳の飲みすぎで食事が食べられないということ
がありますが、同様に見直しましょう。

 

 

いっぱい食べられるようにする方法のひとつとして検討してください。

 

 

・いっぱい運動をする
体を動かすことで、お腹が減り食欲が出てきます。

 

 

運動のし過ぎは、かえって逆効果になるので注意しましょう。

 

 

・食べ物の盛り方をユニークにする
子供が興味があるようなキャラクター(妖怪ウォッチ、アンパンマンなど)に
食べ物を盛る。

 

 

お弁当でもよく見かけますが、子供が食事に興味を持たせることが大切です。

 

 

・食事の時間を楽しくする
食事の時間が楽しく思えるような工夫をしましょう。

 

 

一人で食べずに家族全員で楽しい会話をしながら食べるのがよいでしょう。

 

 

・食事の回数を増やす
一度に多く食べられないのなら、その回数を増やしてみることがよいかも
しれません。

 

 

夜食など睡眠の前は避けた方がよいでしょう。
しっかりと熟睡することも成長する上で大切なのです。